2024.01.18

伝説の遥か先へ Mercedes-AMG SL 43

メルセデスベンツにおけるスポーツモデルの頂点、Mercedes-AMG SL。人とクルマが一体となる爽快感を極め、最新技術の粋を集めて実現させたダイナミックな走行性能。かつてない次元へと飛躍したそのパフォーマンスを確かめるべく連れ出すのは、六甲のワインディングロード。心地良いオープンエアとともに、美しい峠道へ。

六甲のワインディングを駆け抜ける。

関西のクルマ好きにとっての聖地といえば六甲山。右へ左へと道が大きくうねり、低中速コーナーが次々と出現する、ドライバーを飽きさせない愉しい山道だ。最大出力280kW、最大トルク480N・mを誇る2ℓ 直列4気筒エンジンにはF1技術がフィードバックされたエレクトリック・エキゾーストガス・ターボチャージャーを装備。アクセルを踏み込めば瞬時にターボが働き、圧倒的に機敏なパフォーマンスを発揮するMercedes-AMG SL 43だけに、走っていて実に気持ちがいい。この時、この瞬間が永遠に続けばいい、とさえ思えてくるのだ。

全身で追求し、極める走り。

メルセデスAMGが世界最高レベルのレースで培ってきた技術やノウハウがダイレクトに注がれたMercedes-AMG SL 43。ボディシェルにはAMG専用に開発されたアルミニウム複合構造のアーキテクチャーが採用され、ねじり剛性は従来比で約18%も向上。さらに電動ソフトトップとすることで軽量化と低重心化をもたらし、ドライビングダイナミクスやハンドリング性能もさらに高められている。

“ワンマン・ワンエンジン”という哲学。

メルセデスAMGの高性能ぶりを象徴するものの一つとして知られるのが「ワンマン・ワンエンジン」。これは1基のエンジンを一人の熟練職人が手作業で誇りと責任を持って組み上げるというAMGの基本哲学であり、その証としてエンジンカバーに貼り付けられたプレートには担当マイスターの名が刻印されている。

優雅なる2+2シーター。

徹底してパフォーマンスを追求する、その一方でMercedes-AMG SL 43はラグジュアリーと快適性を追い求めるモデルでもある。ロングノーズに2+2シーター、力強い存在感を放つフロントフェイスとリアスタイル。リアエンドの格納式ウイングは時速80kmで自動的に立ち上がり、角度は5段階に調節可能。またソフトトップは時速60km以下であれば約15秒で開閉できる。スマートな機能と優雅なデザインを兼ね備えたMercedes-AMG SL 43はまさに“ラグジュアリーオープンスポーツ”と呼ぶに相応しい一台である。

Mercedes-AMG SL 43

◎全長×全幅×全高:4,700mm × 1,915mm × 1,370mm
◎荷室容量(VDA方式・ソフトトップオープン時/クローズ時):213/240ℓ
◎ボディカラー:オパリスホワイト(メタリック)
※サイズはグレードにより若干異なる場合があります。