STYLE SCENE 9

赤穂市・1dayドライブ編

2023.03.29

歴史好きなら訪れたい!兵庫県赤穂市へ1dayドライブ

助手席の友人はずいぶんとご機嫌だ。以前から二人で計画していた赤穂市へのドライブがよほど待ち遠しかったらしい。そう、彼女は根っからの歴史好き。兵庫県赤穂市は忠臣蔵の聖地として全国的に知られる街。歴史を感じる名所や、古い街並みが今に残っていて、歴史好きなら一度は訪れたい場所なのだと熱弁する。
「メルセデス・ベンツGLA 200 d 4MATIC AMGライン」がまず案内したのは、「赤穂大石神社」。忠臣蔵ゆかりの神社で、参道にはリーダーの大石内蔵助を筆頭に、討ち入り時の装束を身にまとった赤穂浪士全員の石像が整然と並んでいる。神社がある「国史跡赤穂城跡」には、大石内蔵助の屋敷跡があり、当時の長屋門も今に残る。歴史ファンでなくても、遠い時代に思いを馳せてしまう。
大手門前の「播州赤穂 巴屋」で、赤穂の天塩を少し利かせた鹽味(しおみ)饅頭でひと休みした後、車を走らせて「赤穂海浜公園」へ。瀬戸内海に面した塩田跡地につくられた都市公園。敷地内の「塩の国」では、各時代の塩田が復元され、現在でも伝統的な方法を用いた塩づくりを見学・体験をすることができるという。

「せっかくだからもう少し車を走らせよう!」と赤穂市の隣・岡山県日生町へ。「五味の市」の愛称で親しまれている日生町漁協の魚市場は、瀬戸内海産にこだわった季節の新鮮な魚介がお手頃な価格で並んでいて、ついついお土産にたくさん買い込んでしまった。赤穂市へ戻り、お腹がいい具合に減った少し遅いお昼時。「割烹 魚正」で瀬戸内の魚介を使った料理に舌鼓を打った。
旅の最後は赤穂御崎へ。昔ながらの建物をリノベーションしたカフェや、ガラス作家のアトリエ&ショップ、ナポリ料理店など、個性あふれるお店が軒を連ねる。「御崎ガラス舎」内には、色鮮やかにキラキラと輝くガラス小物がずらり。好きなガラスを選んで作ったアクセサリーを今日の思い出にしよう。
まだ「メルセデス・ベンツGLA 200 d 4MATIC AMGライン」を走らせたい気持ちはあるが続きは今度。赤穂の名所を訪れて、私も歴史の魅力に取りつかれたようだ。

  • ◎車種:メルセデス・ベンツGLA 200 d 4MATIC AMGライン デジタルホワイト
  • ◎撮影場所:【兵庫県赤穂市】赤穂大石神社、国史跡赤穂城跡、播州赤穂 巴屋 赤穂海浜公園、割烹 魚正、御崎ガラス舎 【岡山県備前市】魚市場「五味の市」