三田&丹波篠山編
2023.05.31
自然・歴史・グルメを堪能する三田&丹波篠山ドライブ
快適な季節になると、クルマを開放的な場所で走らせたいという気持ちがふつふつとわいてくる。今回、「Mercedes-AMG C 43 4MATIC Stationwagon」に友人を乗せて共に向かったのは、兵庫県三田市北部と丹波篠山市だ。
最初の目的地は、永沢寺の山里にある全国でも数少ない芝桜専門庭園「花のじゅうたん」。約6000平方メートルのなだらかな丘陵に、毎年4月中旬から5月中旬にかけて一斉に芝桜が開花する。その数はなんと約1億輪!鮮やかなピンク色に染まる風景は、本当に花のじゅうたんみたい。
園内を散策していると、どこからともなく栗の香ばしく甘い匂いが漂ってきた。どうやら丹波篠山市の名物である丹波栗を焼きたてで提供しているようだ。花も団子も楽しみたい私たちはさっそくいただきます♪ほくっとした甘みに、ついついもう一個と手が伸びる。
続いて「丹波篠山市立青山歴史村」へ。旧篠山藩主青山氏の別邸であり、源氏物語絵巻や漢学書関係の版木、ねずみ草紙等、珍しい資料が数多く展示されている場所だ。篠山藩政時代に使用していたという石製の金庫など、ここでしか見ることのできない貴重な史料も見ものだ。そして青山歴史村内にある「丹波デカンショ館」は、デカンショ節を通して日本遺産に認定された丹波篠山の文化財や見どころを発信している。
世界にひとつの匂い袋を作れる人気の「香りづくり体験」に挑戦してみた。白檀・丁子・山奈などのたくさんの香木の中から、気に入った香りを選び調香する。これがいいかな?と迷いながら悩む時間も楽しい。
そして丹波篠山市を訪れたら見逃してはいけないのが猪料理だ。「猪料理専門店 奥栄」は、田舎の家のようなあたたかな雰囲気のなか、名物のぼたん鍋が楽しめるお店。臭みがなく、柔らかい食感の猪と野菜が、さっぱりとした味噌だしにまじりあう美味しさといったらたまらない!
自然、歴史、グルメと多彩な魅力が満載の三田&丹波篠山エリア。車窓から美しい夕陽を眺めた後は、友人と楽しかった時間を反芻しながら帰路へついた。
- ◎車種:Mercedes-AMG C 43 4MATIC Stationwagon(BSG搭載モデル)
- ◎撮影場所:兵庫県三田市北部、丹波篠山市、永沢寺、芝桜専門庭園、丹波篠山市立青山歴史村